サッチモはラッパを吹く(ビートルズにこうべを垂れる)

新曲が出来ました。
http://momasite.sokowonantoka.com/single.htm

ビートルズさんたちパクってごめんなさいと言うおこがましさと、何かしなくちゃを薄ら笑いでごまかして増えるタバコと少し呑むようになった夜中の独りビールと、繊細さとぶっとさを分けて欲しい人たちと自分の名前を並べてみるテストを兼ねて。
もっと、とっ散らかりたいなあ、得体なんか一番知られて欲しくないんかもしれん。

病んでないわあ、凄い健康。なんかめっちゃ平坦。

クリープ

あの娘の笑顔
目も合わせられない
全部オイラのせいさ
泣けてくるぜ
羽根みたいに
いけるよお前は
もっとうまくできたら
あんたみたいに


オイラはクリープ
オイラは根暗な奴さ
屋上から落ちていく
オイラが見える


楽しんでいるよ
憂鬱なんかをさ
いつか報われる
そんな気がして
待っているだけ
待っているだけ
あんたは飛べるさ
オイラはどうかな


オイラはクリープ
オイラは根暗な奴さ
屋上から落ちていく
オイラが見える


あの娘はいっちまうよ
あの娘はいってしまうよ


あの娘の笑顔
目も合わせられない
もっとうまくできたら
あんたみたいに


オイラはクリープ
オイラは根暗な奴さ
屋上から落ちていく
オイラが見える
オイラが見える



レディオヘッドの曲。アルバム、「パブロ・ハニー」に収録。

大分前に載せたザ・ジャムの「ザッツ・エンター・テイメント」もやけど、日本語訳した、言うても英語の歌詞原文は殆ど見ず、訳詞をオイラのさじ加減で勝手に書き直す感じの半分替え歌ぎみのやつです。うひぃ。

わらぼうき

レビニ、レビニ。おはようさん。テルミンは上達したかい?
レビニは右耳をわずかに痙攣させて、前のめりになる。
やめなよ、レビニ。また地に足が着いてないじゃないか。レビニは呟く

「わざと卑下して話の腰を折るのは卑怯だよ、ウエンディ」

待ちくたびれたのはお互い様じゃないか、レビニ。
もうすぐ衣装換えの時間だよ。胸ポケットの待ち針を忘れないように。お手製だろ、それ。

「泣きっ面に蜂ってこのことだね、ウエンディ。眠いのは気のせいだよ、ウエンディ」

毎晩、あの錆びた鉄の柵から落ちていく自分の後姿が見えるんだ、レビニ。凄く心地がいいんだ。
でも、何事も無く着地するんだ。願っても無かったよ、レビニ。

「憂鬱だって、楽しいじゃないか。ただ、他の人を巻き込むのはいただけないよ、ウエンディ」

巻き込まれたら勝ちだよ、巻き込んでも、勝ちだよ、レビニ。


レビニは、トウモロコシをかじる。わたしは、ほうきで砂を掃く。レビニがからかう。ウエンディ、君の結った後ろ髪、その使い込んだほうきの藁と、同じ向きに流れてるよ。


暗転。マッチを擦る音。拭い去れないまま火も消える。

1000の曖昧な段階を踏んだ曖昧な思考、何がなんだかもう分からない

なんやねーん、たかがエロ本やないかー。エロ本やでー言うて開いて見せたらえらい引かれちまいました。なんかヨッサンいつもと違う、とか、ちゃう言うねんエロ本によろこんどったんちゃうわい、エロ本が教室にある言う状況によろこんどったんや。こちとらチェリー・ボーイやぞー、特別天然記念物やぞー、やから言うてせっそくあるわあ。ユーモアがわかっとらんなー。
でも、そうか。男がエロ本をパラパラ見ながら喜んでいたら、イコールで繋がる行為がある。客観的に思うと、胸の悪くなる行為。考えたくもない部分。普通に今話している女友達が、昨日彼氏の家に泊まったらしい。触れてはいけない部分、日常会話でのタブー。オイラも普通に聞きたくないのと同じ。
綺麗事に聞こえるなあ。
男友達の昨日はあの娘で抜いてさーと言うのも、大概笑い話になるけど時には胸が悪くなる。
綺麗事に聞こえるなあ、あかんなあ。
ズバリと言ってやって、潔くて格好良い時と、リアルで気持ち悪い時がある。
バランスをうまくとりな、ってね。わかるかいそんなもん。パンツ見えとったら見えとる言うたるし、鼻毛出とったら出とる言うたる。乳触りたかったら揉まして言う、たらふられたけど。エロ本あれば変なスイッチ入る!潔さをはきちがえてるのはようわかる。わからへん。


この文章面白くないな。
日々の泡って実は面白くない。ドラマチックでもなんでも無いのに、象徴めいているとか、憂欝の種にして半笑いのいつものオイラがいる。布団に入る度にグルグルと回るだけの小さなうんざりを、バターになるまでグルグル回す。明日に備えて早く眠らなきゃ、ならベランダから飛び降りたら全部から解放されるんだろうとか思うな。
ロックンロールは死刑を素直に受け入れている時間は無い、死にたいのも泣きじゃくるのも何のやる気もしないのも下らないオイラも、それが基本、それが普通の状態。
気付かない振りでやり過ごすと言う凄いシンプルな方法に気付かないのかね。
頭の悪い奴が多すぎる。

なんつうか、飽きたな。もういいや、同じやないか。もうダメだ、でどうする?死んじまいそうだ、でどうする?そうやってポジティブに生きることが出来る気がすることに。
ロックンロールの壁。ロックンロールの壁。穴だらけ。穴だらけなのはオイラか?ビー玉で塞いでやろう、綺麗だね。全てが報われる瞬間なんて来なくていい気がしてきたな。オイラはクリープさ。ほんと、眠って忘れちまうことにする、起きたときに気付く嫌になる程の現実の臭いごと。浅い眠りの世界の雰囲気と匂いを持って帰って生きてみたい。
そんでまた、ペヤングの湯切りで失敗して麺ぶちまけて焦って手ですくい上げて、薬指と小指の股の辺りを火傷して、憂欝の種にしてバターにして、眠って忘れちまうんだろう。起きて思い出すんだろう、本当にいろんなことを。
「誰か俺をこの檻から出してくれ!!」から出してくれ。

ワオ!またかよ

憂欝なんてのはほんとオイラのさじ加減だぜベイベー。面倒な女はごめんだ、さあ、右頬をどうぞ。
はえーなあ、はえー。えらく皆、オイラの後ろにいたのに、凄い速さで抜かしてくから、しかもかなりの数さ。よけるよける。うまいことオイラ細くできてるからさ、170あるけど47しかないからさ、仲良く寄り添ってる奴らでも実はあるんだろ?隙間を楽に擦り抜ける。踏み越えようって言う乱暴なヤな奴も、予想以上のこの猫背には適わないさ、着地ミスって転げちまいな。
全てが報われる一瞬がオイラには必ず来ることを知っているからさ、おのずと近道が見えるのさ。だからゆるりと構えてるよ、のらりくらりと周回遅れで笑う、右頬だけ上げて。
と言うかハナからこんなレースには参加していない、ただの物好き。暇なんだ、だからたまたま近くで男女混合マラソンみたいなのやってるから、登録タダだし、参加してみた。さっきから勝敗なんかより、後ろ走ってる女の子の揺れる胸や、前を走ってる娘のお尻のラインばかり気にしてる。

サブ・カルチャーになんの救いもないぜ、陰欝なスメルは消えないし、誰も寄ってこない。カモン・ベイべー!ヘイ!あっそと、そりゃそうだと。全部知らないってことも全部知ってるってことも、全部知っているオイラが嫌いさ。死にそうになってはきちんと噛み砕く、週一のペースで擦り出す精液と一緒にくずかごへポイ。それでも人間か?そんな一人で生きる自分が嫌いさ、十代の自意識過剰の渋さしらず。扉が閉められ、去りゆくバスに立往生、そんなのにオイラの人生を暗示されてたまるか。

神頼みだけしていよう。

グランジ・ガールズ・ブラボー!

おもちゃみたいな黄色いヒール、あの娘が履いてたね。オイラはあんたの布石になんてなりゃしないぜ、あんたがオイラの布石さ。
エレキ・ギターが鳴る、エレキ・ベースが鳴る、何かを引き付けてトバして歌う、あの娘のスティックが弾ける。居場所居場所、でっかいスピーカーの震える匂いがする。グランジ・ガールズ・ブラボー!どこまでもゆけるよ。
ライブ・ハウスは怖そうなニイチャンネェチャンが多いから、ラッキー・ストライクに火を付けないでいられない。タバコタバコ、オイラのバリヤー。柄シャツ柄シャツ、めがねめがね、ハットハット、オイラの鎧。前髪の位置で自身無くしたり取り戻したりしてる場合じゃないぜ皆さん、今は、って言うかこれからも、別にドラマの中じゃないんだぜ。
ファイナンシャル・プランナーの勉強なんかしてる場合やないなあ。こう、自分が平らになってく。それも気分はええねんけど。キャラ違いと言うキャラを演じると言うキャラ違いを、それがオイラだと染み込ませる。染み切ってないね。まだまだ、ちっさい豆腐やけど味付けの違う鍋にコロコロと入れ替える、入れ替え続ける。夏はキムチ鍋だろう。

アドレナリンに限度は無いのだ!何にでも興奮してやる。そうか、そうだ。ニヤリ。