リバティーンズのファーストの二曲目と、うろ覚えの訳詞

あの子の視界にはオイラしかいないはずさ、と言うかナムでのケガでほとんど目は見えないんだけど。僕は面倒な男じゃないよって、睾丸の破裂しそうな男が彼女にキスをせがんだけど、バイバイって、それきり。
ケーブル・テレビだって見れるし、お金だって少しくらいある。そんなオイラの口癖は、みんなサラリと消えちまえ。ふさぎ込んだ友達の部屋の窓をバシバシ叩いて回る。

ベイビー、オイラを殺しておくれ。あ、やっぱ殺さないでおくれ、見たくないんだ、そんな、昔の話。
カモン・ベイビー、オイラを殺しておくれ、ああ、やっぱ殺さないでおくれ。ふるなよ、昨日の話なんて、ほんと覚えてないから。


そしてオイラは、笑えない気持ちとホープって言う短いタバコをくわえて、夕方から夜への時間を歩きつくす。まとわりつくしがらみのまま。いらんことしたなあ、あん時ホンマ、思い出すだけでサブイボだらけ、消えねえか。心臓をえぐりだされる気分だぜ、ベイビー、もう十分だ、現実なんて、残りはまた今度。でも、やっぱ最後に通るのは全部のオイラがいる自転車置き場。オイラを殺しておくれ、うそ、ごめんやっぱやめて、何にも無い。オイラは何にもどうやら持っていなかったみたい。