拾えば良いじゃない

拾われない一円玉がある。部屋の端、机の下の手前の方、たまに素足で踏んで冷たかったりする。時と場合によれば半ベソかきそうなシチュエーションやな、十五の時家族で婆ちゃん家に向かってるとき車乗ってて、外の出ては流れる昼間で役立たずやからかいつもよりうつむき気味に見える街灯見て半泣きになってたんを思い出した。家族にばれへんように涙ふいて、あ、これブログのネタになるわ、またそれっぽくかいたろって思ったんを思い出した。
死ぬまで。